梅村さえこ-
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国会ほっとレポート 「共謀罪」参院では必ず廃案に! 

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   本当にくやしい!選挙に絶対勝とう!

 5月23日、安倍政権による「共謀罪」法案が、衆院本会議で強行採決されました。賛成338、反対121。どんな世論調査でも8割近くが「政府は説明していない」、6割前後が「今国会での成立に反対。」にもかかわらず、国民の声をきかず、数の力でねじ伏せるやり方。こんなのは民主国家とは言えないし、あなりにも国民の声と国会の力関係が乖離している。今度の総選挙で絶対に勝たなければ、と採決の瞬間、強く思いました。

 翌日には、ただちに、埼玉大運動実行委員会の100人をこえるみなさんが国会に、「参院で廃案に!」と、要請行動に来られました。「民主主義を守れ!戦争する国づくりは許さない!」と、ものすごいエネルギーと熱意いっぱいに。この埼玉のみなさんの行動は、国会開会中、2週間に一度、粘り強く行われ、規模と回数は全国一。埼玉のみなさんの行動は、国会を動かす大きな一翼を担っています。埼玉のみなさんの奮闘は素晴らしい。

 政府は「計画」「準備行為」「組織的犯罪集団」など法案の中核となる概念を説明できず、審議すればするほど国民の不安が広がっています。野党は団結してたたかっています。必ず、参院で廃案にしましょう。

 さて、そんな共謀罪をめぐる緊迫した情勢の中、嬉しい話も飛び込んできました。衆院本会議直前の代議士会で、志位委員長から、核兵器禁止条約の国連会議のホワイト議長が22日、ジュネーブ国連欧州本部で核兵器禁止条約の草案を発表されたと、その画期的な内容が報告されたのです。

 世界は大きく動いています。これこそ人類がすすむ方向です。核兵器廃絶でも共謀罪でも、歴史に逆行する安倍政権に未来はありません。

 さあ、共謀罪は参院で廃案に!新たなたたかいのスタートです。

【「新埼玉」2017年6月4日号】

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