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豪雨被災 復旧へ連携 塩川・梅村議員 現場視察要望聞く 栃木・小山市

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 日本共産党の塩川鉄也、梅村さえこ両衆院議員は12月21日、栃木県小山市入りし、今年9月の関東・東北豪雨による被災地の復旧現場などを視察しました。おくだ智子参院比例候補、小池一徳参院栃木選挙区候補、石川正雄市議らが同行し、小谷野祐司市消防本部危機管理監らが応対しました。

 堤防が決壊した思川周辺の復旧工事の現場では、市職員から説明をうけました。床上30センチの被害を受けた須長新市さん(72)は「余分な水を通さないよう水門をつけるというが、排水機場の設置も必要だと大半の人が言っている。『検討している』というが、命からがら逃げた人の声を聞いてほしい」と話しました。

 また、一行は、水没した住宅造成地に隣接する堤防が、豪雨の1カ月程前に約30メートル切断されたという現場の状況を調べました。
 市内の床上浸水(20日現在)は、932世帯で全県の約半分を占めています。市の見舞い金は20万円だけで、自己資金のない世帯では、リフォームできないなどの声が聞かれました。

 塩川議員は「大規模災害を見通した対策をとることが必要だ。被災者救済では、国に働きかけ、県・市が連携して、より良く対応できるようにしたい」と述べました。

 また、塩川、梅村、おくだ、小池の各氏は、被災した白鴎(おう)大学はくおう幼稚園(90人)を訪問し、関係者から話を聞きました。

 【「しんぶん赤旗」2015年12月24日付】

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