梅村さえこ-日本共産党党中央委委員・子どもの権利委員会副責任者
憲法、平和・人権

ウソつき安倍政権退陣を/埼玉1万3500人集う

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「しんぶん赤旗」6月4日付・14面より

 「立憲主義を取り戻す!戦争させない!9条こわすな! 6・3オール埼玉総行動」が3日、さいたま市の北浦和公園で開かれ、1万3500人が「憲法守ろう、平和を守ろう」と声をあげました。

 小出重義実行委員長が主催者あいさつし、安倍政権による9条改憲を阻止するために「私たち市民が気迫と熱意と本気を示そう」と呼びかけました。

 元外務省国際情報局長の孫崎享さんがゲストスピーチ。北朝鮮などの脅威をあおる安倍政権を批判するとともに、外交の重要性を強調し「安倍政権には退陣してもらおう」と述べました。

 野党から、日本共産党の田村智子副委員長、立憲民主党最高顧問の菅直人衆院議員、社民党の又市征治党首、国民民主党の小宮山泰子衆院議員があいさつし、自由党の松崎哲久県連代表が、小沢一郎代表のメッセージを代読しました。

 田村氏は、「大義ある市民と野党の共闘と、『安倍首相のうそを許すな』という圧倒的な世論で、最終盤の国会を包囲しよう」と強調。菅氏は「国政選挙で野党が一本化してたたかえば、必ず安倍政権に勝てる」と訴え、野党代表が手を取り合うと、大きな拍手に包まれました。

 後援団体の埼玉弁護士会、連合埼玉、埼労連の代表もあいさつしました。

 「妻が中国人」という男性(36)=さいたま市=は「圧力ばかりではなく、もっと外国と仲良くしてほしい。安倍政権のままでは日本がどんどん、おかしくなってしまう」と語りました。

 共産党の塩川鉄也衆院議員、梅村さえこ参院比例予定候補、伊藤岳参院埼玉選挙区予定候補も参加しました。

 

政権受け皿ここに

「しんぶん赤旗」6月5日付・首都圏版より

 「6・3オール埼玉総行動」には日本共産党の国会議員と国政候補者も参加しました。

 参加者と一緒に「戦争させない」とアピールしていた梅村さえこ参院北関東ブロック比例予定候補は、昨年の“希望の党騒動”で共闘に持ち込まれた逆流を乗り越えたと振り返ります。「あの総選挙を経てもなお、きょう、これだけの野党と市民が勢ぞろいしました。重要な一歩。受け皿はここにあると広く知らせ、世論を変えていきたい」と話しました。

 市民と共にパレードに参加した塩川鉄也衆院議員は「立憲主義守れ、安倍9条改憲反対」の一致点で、1万5000人近くの人が集まったと感慨深けに語り、「国政私物化のなかで、安佶政権と国民多数との対立は深よっています。市民と野党の共闘を力に退陣を迫っていきたい」。

 安倍政権の終わりへ、決定的な引導を渡す集会として成功させようと、実行委員の一人として準備から関わってきた伊藤岳参院埼玉選挙区候補。受け付けや会場整理をしながら「街頭では、総選挙で安倍・自民党に投票したという人たちから『ウソのないマトモな政冶』をと激励されることが増えました。保守の人たちとも結束できる訴えをしていきたい」と語りました。

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