梅村さえこ-日本共産党党中央委委員・子どもの権利委員会副責任者
埼玉

「主権国家として事前通知を」知事答弁受け/横田配備中止求めよ/党埼玉県議団/埼玉県に要請

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「しんぶん赤旗」7月4日付・4面より

 2日に埼玉県所沢市上空などに米軍特殊作戦用輸送機CV22オスプレイが飛来した問題で3日、日本共産党県議団は県に対し、米軍に抗議するよう申し入れました。柳下礼子、村岡正嗣、前原かづえの各県議が参加し、梅村さえこ参院比例予定候補が同席しました。

 柳下県議団長(所沢市選出)が、オスプレイは米軍所沢通信基地に離着陸する様子や、人通りの多い商店街の上空を飛ぶ様子が目撃されていると指摘。6月の県議会の一般質問で、上田清司知事がオスプレイ飛来について「主権国家として日本政府は米国側に事前通知を求めるべきだ」と答弁したことを紹介し、米軍に抗議するとともに、米軍横田基地(東京都)へのオスプレイ配備の中止を要請すべきだと求めました。

 応対した県企画総務課の犬飼典久課長は、オスプレイの飛来について、3日朝に所沢市からのメールで判明したと説明。県に事前通告などはなく、北関東防衛局に確認したところ「まだ米軍に確認が取れていない」との返答があり、県企画財政部の副部長が北関東防衛局を訪問し、抗議文を提出したことを明らかにしました。

 梅村氏は「日米合同委員会では『できる限り人口密集地を避けて飛行する』と合意されているにもかかわらず、人口密集地にある所沢通信基地に飛来した。国にも厳しく要請を」と述べました。

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