梅村さえこ-日本共産党党中央委委員・子どもの権利委員会副責任者
憲法、平和・人権

中高生8割/校則に疑問/共産党がアンケート/HPで公表

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「しんぶん赤旗」7月20日・1面より

“説明受けてない”53%

 日本共産党の「校則問題プロジェクト」が4月から6月末までインターネットで実施し、約3000人から回答があった「校則アンケート」の集計結果がまとまりました。日本共産党のホームページで、分割して順次発表します。

 19日公表の第1回は、結果全体の概要の前編です。中高生の8割が校則に疑問を持ち、半数近くが校則があることで「監視されているようで窮屈」と回答したことが分かりました。

 アンケートには、全国から中学.高校生1453人、保護者561人、教職員246人、市民694人が回答しました。

 「校則で疑問に思うものはありますか?」との問いには中高生の82.2%、保護者の85.6%、教職員の91.5%が「はい」と答えました。

 中高生が「疑問に思う校則」(複数回答)は、「ツーブロックなど特定の髪型の禁止」71%、「靴下の色、長さ、ポイントなどの指定」59.9%、「髪の長さや結び方の指定」56.8%、「髪染めの禁止」55.6%などとなっています。

 中高生に「校則があることでどんな影響がありましたか?」(同)を聞いたところ、「監視されているようで窮屈」との回答が47%と、5割近くに上りました。次いで「とても疲れる」37.4%、「気持ちが落ち込む」29.6%。「とくに影響はない」は28.7%でした。「校則を守る理由について説明はあったか」には「説明を受けていない」が52.7%と半数を占め、説明を受けた中高生のうち71.5%が「説明に納得していない」と答えています。

心からの声生かしたい

 梅村さえこ.党校則問題プロジェクト責任者は「関係者の思いや考えを知りたくて、アンケートには記述式の問いを多く取り入れました。中高生の心からの訴えを生かしたい。それぞれの回答に解決のヒントがあるとも感じています。みなさんと結果を共有しながら、取り組みを本格化させたい」と話しています。

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