梅村さえこ-日本共産党党中央委委員・子どもの権利委員会副責任者
群馬

北関東から政権交代/小池書記局長が訴え/群馬・埼玉/塩川・梅村予定候補必勝へ決意語る

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しんぶん赤旗」10月18日 2面

 総選挙公示目前の17日、日本共産党の小池晃書記局長は群馬県高崎市、埼玉県所沢市を駆け「いくぞ総選挙。共産党の躍進と市民と野党の共闘で北関東から政権交代を始めよう」と呼びかけました。

 小池氏は、自民党の甘利明幹事長が同日のNHK「日曜討論」で、天皇制などへの考え方の違いを持ち出し、野党共闘を攻撃したことに触れ、「共産党は天皇の制度を含む憲法の前文と全条項を守る立場を明確にしている。政治利用などはきちんと是正する」と反論。その上で、党綱領で▽一人の個人が世襲で「国民統合」の象徴になる現制度は、民主主義と人間の平等と両立しない▽共産党は民主共和制の政治体制の実現をはかるべきだとの立場に立つ―と表明し、「その存廃は、国民の総意によって解決されるべき」だとしていると紹介。「もちろん新政権では、憲法の条項と精神を守る立場で対応する」と強調しました。

 高崎駅前では、梅村さえこ比例予定候補、群馬1区のたなはしせつ子予定候補、5区の伊藤たつや予定候補とともに演説。梅村氏は、「32年間消費税ノーの署名を集めてきた。政権を代えて消費税5%減税。不公平な税制を正し、インボイス制度は中止に」と訴えました。

 小池氏は、コロナ禍のもと62カ国が消費税(付加価値税)を減税したことを紹介し、「日本も踏み切るべきだ。消費税をなくす会で頑張ってきた梅村さんを『比例は共産党』で国会に送ろう」と呼びかけました。

 立憲民主党の角田義一元参院副議長が応援に立ち、「枝野代表と志位委員長の間で政権協力の合意ができたことは画期的だ。共産党に敬意を表する。心を一つに頑張ろう」と訴え。野党共闘を発展させる群馬県連絡会の大木俊一共同代表が「共通政策の実現のために共産党を躍進させよう」と激励しました。

 所沢駅前では、塩川鉄也比例予定候補、埼玉9区の神田三春予定候補とともに訴えました。塩川氏は「最低賃金を1500円に引き上げ、8時間働けば普通にくらせる社会に。米軍所沢基地は撤去し、オスプレイの飛行を許さない」と力をこめました。

 小池氏は、「塩川鉄也さんは野党共闘の要として国会で奮闘。監視社会に道を開くデジタル法など悪法とのたたかいの先頭に立ってきた。今度も必ず国会へ」と訴えました。

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