梅村さえこ-日本共産党党中央委委員・子どもの権利委員会副責任者
子育て・女性

埼玉/子育てアンケート中間報告/梅村氏 予想以上の切実な結果

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日本共産党埼玉県委員会と党埼玉県議団、梅村さえこ参院埼玉選挙区予定候補は7日、さいたま市で記者会見を開き、4月から実施しているママパパ子育てアンケートの4日時点(146人)の回答結果について中間報告しました。

 前原かづえ、秋山もえ両県議、伊藤はつみ・ふじみ野市議(西5区県議予定候補)、山﨑すなお川口市子育て支援・教育相談室長も参加しました。

 梅村氏は同アンケートに取り組んだ理由について、「埼玉県は国内でも結婚や子育てを機に仕事を辞める女性が多い」と説明。「コロナ禍の子育てに関連して、学校休業などで仕事を休まなければならなかった人の50%が『7日以上休んだ』と回答した。しかも、そのうち50%が休業補償がなかった」「結婚や妊娠、出産を機に『仕事を辞めた』『転職した』との回答が45・8%あった」「子育て中の不安のトップは『経済的な負担』で、60%だった」と特徴を紹介しました。

 梅村氏は「予想を上回る切実な結果になった。参院選の政策にも掲げ、勝利して実現したい」と話しています。

 

〈7日発表の中間結果概要〉

 母親70・1%・父親20・8%、正規雇用47・8%・非正規雇用22・8%。

 ①新型コロナが子育てに影響した(90・9%)。内容は▽子どもにストレス(75・9%)▽他の保護者と交流できず(48・8%)▽消毒やうがいなど子どもへの注意増(45・9%)▽収入が減った(9・8%)。

 ②結婚・妊娠・出産を機に仕事を辞めた・転職した(45・6%)。理由は▽長時間労働(44・4%)▽育休とれず(16・1%)▽仕事を辞めるよう言われた(16・1%)。

 ③子育て中の不安・悩みごとは▽経済的負担大(60%)▽多忙(49・6%)▽ストレスで子どもに手を上げそう(26・7%)。経済的負担の理由は▽授業料・保育料(53・7%)▽塾などの費用(同)▽給食費(32・9%)。

 ④育休取れず(35・9%)。理由は▽非正規で契約解除になる(35・7%)▽とっていいという雰囲気なし(28・6%)▽無給になる(21・4%)。

 ⑤子育て中の保護者に必要な支援は▽学費半額(80・8%)▽給食費・教材費無料化(78・8%)▽子ども医療費無料化拡充(68・5%)。

(しんぶん赤旗2022年6月8日付より)

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