梅村さえこ-日本共産党党中央委委員・子どもの権利委員会副責任者
子育て・女性

女性の生きづらさ/変えよう/ジェンダー平等推進で/共産党つどい/田村副委員長語る

「しんぶん赤旗」8月27日・10面より

 女性が抱えるさまざまな生きづらさをジェンダー平等の推進で変えよう―。日本共産党ジェンダー平等委員会は26日、オンラインのつどいを開き、ユーチューブでライブ配信しました。司会の梅村さえこ衆院北関東比例予定候補、党女性後援会の河村玲子さんが事前に寄せられた質問を紹介し、田村智子副委員長・参院議員が一問一答形式で答えました。

 気候変動対策や安全保障、農業問題など政策課題に加え、女性の生き方やジェンダー平等にかかわる質問が多くありました。「福井県は共働き率日本一といわれるが、地域の役割などで女性は表に出ず発言しない。どう変えたらいいか」という質問に対し田村さんは、福井市でのつどいに参加した経験を話しました。「子どもや原発の運動に頑張る女性たちがパワフル。切実な要求を語る場をつくっていくのが大切。言いたいことを抱えている女性に行動を呼びかけたい」と答えました。

 「ラーメン屋で男子学生大盛り無料、女子学生アイス1個無料サービス。タムトモさんは店に指摘しますか?」という質問に、党本部会場の参加者から笑いが。田村さんは「いい質問。『男女で分けずに学生応援でやってくれたらうれしいです』と書いて渡すとか、気づいてもらう実践をやってみましょうか」と笑顔で語りかけ、拍手がわきました。

 パートの時給が低いなど男性基準になっている社会をどうするかという質問には「これまで当たり前になっていたことが“モヤモヤ”として意識され、『変えなければ』という過渡期にある」とのべ、生きづらさの大本にある男女賃金格差を指摘。「生理の貧困もこの数年で社会的に認知させてきた。ムーブメントをもっと広げたい」と表明しました。

 一問一答後、全国の視聴会場で感想やそれぞれの思いを和やかに交流。党本部会場では入党を決意する人も生まれました。

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