梅村さえこ-日本共産党党中央委委員・子どもの権利委員会副責任者
ほっとレポート

国会ほっとレポート みなさんの汗が政治を動かす力

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 みなさんのお力添えで国会に送っていただき、早、1年9カ月。日頃よりのご支援に心より感謝申し上げます。

 この間、新人議員としてドキドキしながら、衆議院本会議に3回立ち、地方税・地方交付税問題では、安倍首相に直接、質問しました。

 予算委員会でも、27年間続けてきた「消費税ノー」の運動の思いの丈をぶつけ、麻生財務大臣に、消費税10%にするなと迫りました。

 私のモットーは、「いつも現場の皆さんとともに」です。その信念を大事に、初質問では、「17か所も申し込んでも保育園に入れない」など、さいたま市やふじみ野市の事例から、待機児童の解消と公立保育所問題を総務委員会で追及しました。

 最近では、蕨市の区画整理事業を取り上げました。住民合意があるにもかかわらず、国の補助金の大幅削減で長期化し、「あと30年もかかるのか」「子どもが中学になり子ども部屋を作ろうと思っても作ることができない」との実態や悲鳴を告発。高市総務大臣や国交省からは、「大変ご迷惑をおかけしている」「是正が必要」との答弁を得ることができました。

 その他、子ども医療費の無料化、川口の夜間中学、鬼怒川決壊、地方公務員、女性、郵便、NHK、通信情報、消防、消費者行政など質問は31回になります。どれも、現場のみなさんのたたかい、声があってこそ、できたものです。

 国会に送っていただき1番感じていることは、国会はシナリオのないドラマ。そして想像以上に国民の声に敏感で、国民の世論と運動、それと結んだ国会論戦こそが、筋書きを作っていくんだということです。

 一筆一筆の署名や要請行動など、みなさんの汗が政治を動かす力。政権には大きな脅威です。これからも、みなさんの運動と手をつないで、国会論戦をすすめていきたいと思います。

 どうぞお声をお聞かせください。35人へとさらに大きくなった党国会議員団、一丸となって秋の臨時国会をたたかっています。

【「新埼玉」2016年10月2日 8号】

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